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Google Professional Data Engineer認定資格 合格体験記

Google Professional Data Engineer認定資格の試験を受ける機会があり、無事合格できました!

Google Professional Data Engineer認定資格に関する情報は少ないので、興味ある方向けに合格体験記を書こうと思います。

Google Professional Data Engineer認定資格とは?

GCP(Google Cloud Platform)を使った、システム構築や運用の習熟度を認定する認定資格の1つです。

GCPの認定資格には「アソシエイト」と「プロフェッショナル」の2つのレベルがあります。

「アソシエイト」は、GCP初学者が学習動機づけのために取る形式的な資格で、実質的な外部向けの実務レベル認定資格が「プロフェッショナル」になります。

「プロフェッショナル」の資格は業務分野で別れていて、その中の1つが「Google Professional Data Engineer認定」になります。

Google Professional Data Engineer認定資格は、データ分析にまつわるシステムの構築・運用、つまり、データエンジニアリングの認定資格で、主に下記の分野のシステム構築・運用を主な認定ターゲットとしています。

  • データ収集・加工システムの構築・運用
  • データ分析システムの構築・運用
  • 機械学習システムの構築・運用

受験料

受験料は200ドルと結構します。

試験会場

試験会場は東京に集中しているのですが、オンラインで受講も可能です。

今回会場で試験を受けたので、オンラインについては分かりませんが、会場試験は持ち込み不可で、席も衝立で仕切らてていて、ちゃんとチェックしているので、オンラインであっても、厳格な監視が行われると思われます。

難易度

実務レベルの認定資格なので、難易度はそこそこあります。

と言っても、あくまで認定資格なので、別に難しい問題や、重箱の隅をつつくような問題がでてくる訳ではありません。

試験問題は、データ分析課題に対してGCPのプロダクトをどう組み合わせて解決するかという問題が多く、データ分析に関する基本的な知識と、GCPの各プロダクトの特徴を知っていれば解けるように作られています。

個々の問題はそれほど難しくないのですが、網羅的に出題されるため、全体を通して学習しておく必要があり、そのための、後述するCourseraの受講時間を捻出できるかがネックになってくるかと思います。

模擬試験

百聞は一見にしかず、ウェブで模擬試験を受けることができるので、それで難易度を確かめてみることをお勧めします。

実際の試験は、模擬試験の問題より少し難しめです。

模擬試験をやってみて、これなら何とかなりそうかなと感じたなら恐らく大丈夫です!(本番は難しめで出題数も多いので注意)

勉強方法

試験の書籍などは出回っておらず、GoogleがCourseraに認定試験の学習講座を開設しているので、Courseraでの学習一択になるかと思います。

講座は6つのコースに分かれていて、各コースは「動画」「Qwicklabs」「試験」で構成されています。

Courseraの問題点

時間が長い

授業内容は、動画を見て画面の指示に従ってマウスをクリックしていくだけですが、めっちゃ飛ばして見ても1コース2~3時間かかります。

それが計6コースで、めっちゃ飛ばしで見ても、最低10時間オーバーをPCの前に拘束されます。

料金が結構する

講座を登録してから7日間は無料で利用できますが、それ以上はCoursera Plusの59ドルの月額料金を支払う必要があります。

しかも買い切りではなくサブスクリプションなので、料金を払わないと使えなくなり、講座登録のボタンクリックには割りと勇気がいります。

GCPの利用

講座は「Qwiklabs」という、クラウドサービスをハンズオンで学べるサービスとリンクしていて、GCPの実習課題は「Qwiklabs」を使って行います。

「Qwiklabs」の利用料はCourseraの講座に含まれているので、追加料金は発生しません。

なので、GCPを触ったことがなくても、GCPのアカウントがなくても学習可能です。

試験問題

各コースの最後に試験問題があり、それに合格するとコースの修了となります。

そして、この試験問題が、実質上のGoogle Professional Data Engineer認定資格の問題集となります。

そして、問題の解答は、正当しないとわかりません。

なので、Google Professional Data Engineer認定資格を勉強するにあたり、この問題集と解答が必要なのですが、そのためにはCourseraの受講が必須で、かつ、解答を得るには正当する必要があり、結果としてCourseraをちゃんと受講する必要があります。

実際の試験

実際の試験は、問題数が50で、時間は2時間で行われます。

時間は十分あって、見直ししても余るかと思います。

難易度は前述のとおり、模擬試験問題よりちょい難しめ、Courseraの各コースの試験問題は本番と同等レベルです。

出題範囲はまんべんなく出ます。詳細範囲は時代に合わせて変わっていくと思われるので割愛します。

結果

受験結果は即日判明します。

合格すると、デジタル認定書と、Googleノベルティグッズがもらえます。

まとめ

以上が、Google Professional Data Engineer認定資格の合格体験記になります。

要約すると下記な感じですね。

  • 模擬試験を受けてみて、大丈夫そうなら多分大丈夫
  • 勉強はCourseraを受ければ何とかなる
    • ただし、Couseraのボリュームは結構ある
    • ただし、Couseraは有料で月額課金
  • 学習期間は、Courseraの無料期間の7日間か、月額課金1ヶ月間の短期集中

感想など

Coursera受講の心理的プレッシャーがネックですね。Courseraの講座が無料だったら、もっと受ける人が増えていいと思うんですけどね。

この機会に、普段使わないGCPプロダクトを知ることができて、色々勉強になりました。

今なら合格すると、コロナ用のマスクももらえるので、興味持たれたら是非トライしてみてください!

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