Dropboxの有料版を使っています。更新月が近づいてきたので、更新しようとしました。
料金は1200円/月…。あれっ?こんなにしたっけ?
1TBあるけど、半分も使ってないし…。1TB数百円だったら気軽に買えるんだけど、1,000円超えてくるとちょっと考えてしまいます。
他にも色々クラウドストレージサービスはあるし、そっちの方が安いんじゃないかと調べてみました。
主なクラウドストレージサービス
iCloud
iPhoneのバックアップ用でなんとなく契約してるけど、むしろPCで共有したくないので却下
Box
- 100GB 1,200円/月
高い
Googleドライブ
- 200GB 3ドル/月
容量足りない
- 2TB 10ドル/月
容量多すぎ。1TBでいいから500円にして欲しい
OneDrive
プラン多すぎ…。ややこしい…。以下プラン列挙してみます。
OneDriveのみ
個人向け
- 50GB 270円/月
容量足りない
ビジネス向け
- 1TB 584円/月(年契約のみ)
ちょうど良さげ
OneDrive(Office365にバンドル)
個人向け
- Office365 Solo
- 1TB 1,274円/月
ビジネス向け
Office365 Business
- 1TB 1,167円/月
Office365 Business Essentials
- 1TB 702円/月
1TBにOfficeが付いて1000円前後なので、OneDriveがお得に見えてきました。(というか、OneDriveはOffice365の一部になっています)
もう少し詳しく、Office365の内容を比較してみます。
Office365 プランの違い
- SoloとBusinessは、アプリ版のOffice365が付いてます
- BusinessとBusiness Essentialsは、Web版のOffice365が付いてます
- SoleとBusiness Essentialsは、メールが付いてます
- Soleには、Skype電話の無料通話が付いてます
う~ん…
- ビジネス向けより、個人向けの方が高いって納得いかないなぁ…。
- Skype電話なんていらないし…。
- Gmail使ってるからメールもいらないし…。
- アプリ版のOfficeが付いてるのには心揺れるけど、よく考えたらパッケージ版のOffice持ってるから必要ないし…。
どれも微妙でしっくりこないです。
色々迷ったのですが、しばらく使ってダメだったら解約する前提で考えると、ダメだった時Officeを入れ直すのは面倒なので、 一番安いBusiness Essentialsを試してみることにしました。また、ビジネス向けOneDriveは年契約なので、対象から除外しました。
Office365 Business Essentialsの登録開始
ビジネス向けOffice365では、「xxxx.onmicrosoft.com」という独自のドメインが持てて、組織(企業)名を設定します。他とはドメインで別れているので、ユーザー名は好きに決められます。
モロモロの質問に応えて設定が終わると、晴れて管理画面が立ち上がります。
あーー…。やってもーたー…。 一番やりたくない面倒くさいやつだ…。
OneDriveを試したかっただけなのに、ケチって値段だけで選んだが故に、一人情シスをするはめに…。
Office365がフルラインナップ…。一人Teamsもできちゃいます…。
うっかり乗っ取られて高額請求きたらいやなので、取り敢えず2段階認証入れとくことに。
ほうほう。ユーザー毎に色々設定できるのか。
ほうほう。iPhoneアプリのGoogle Authenticatorは使えないのか。専用のMicrosoft Authenticatorがあるのか。
………。面倒くさっ!!!
しかも、肝心のOneDriveは、いつまで経ってもデプロイが終わらない…。
ググったら24時間かかりますとか…。
アカーン。失敗した…。 というお話でした……。
Office365の 個人向けと、ビジネス向けの違いについて
参考までに、個人向けとビジネス向けの違いについてのメモです。
Office365
ビジネス向け
- ビジネス向けは、企業毎にドメインで分けて、後の管理はその企業の管理者に丸投げ
- ユーザー作成や設定は管理者が好きにできる(料金はユーザー数に比例)
- ユーザー識別は、ユーザー名@ドメイン名で行う。(ドメインは企業独自のものに変えられる)
個人向け
- 個人向けは、Microsoftが管理している巨大なドメインのようなもので、ユーザーはいわゆるMicrosoftアカウントと呼ばれるもの
- ユーザー識別は、マイクロソフトアカウント作成時に登録したメールアドレス
ログイン
- ドメインにかかわらず、全てのログイン入り口はOffice365サイトからできる。Microsoftアカウントも同じ
- なので、ビジネス向けで作成したユーザーのログインメールアドレスを使って、別途Microsoftアカウントを作成することはできない
OneDrive
ビジネス向け
- OneDriveも、ビジネス向けは、ドメイン毎に作成され管理されている専用のOneDrive領域で、いわゆるOneDrive for Businessと呼ばれるもの
個人向け
- 個人向けは、通常のOneDriveと呼ばれるもので、Microsoftが管理している
- Microsoftアカウントドメインの、巨大なOneDrive for Businessとも言える。
個人向け Web版のOffice
- 個人向けの、Web版のOfficeが、いわゆるOffice Onlineと呼ばれるもの
- Microsoftアカウントでログインすると、OneDriveに置いたOffice関連ファイルをWebで開ける。これが、Office Online
- Office365を持ってなくても、MicrosoftアカウントがあればOneDriveはデフォルトで割り当てられるので、誰でも使える
ちなみに
Microsoftアカウントを、マイクロソフトが運営している、個人ユーザー用の巨大なドメインと考えるとしっくりくるかと思います。
マイクロソフトのサービスには、これらを使ったサービスがよく出てきます。
例えば、Azure Active Directory B2C の「C」は、Microsoftアカウントのことを指していて、「B」はOffice365ビジネスの各企業のドメインになります。B2Bは、「C」が無いのでMicrosoftアカウントは扱えず、企業ドメインのみ扱えるサービスになります。
Microsoft Graph APIも似ていて、v1.0はB2B、v2.0はB2Cにあたるサービスです。
感想
個人利用でビジネス向けOffice365は使ってはいけないなと思いました。
となると、OneDriveを個人利用で容量を増やしたいなら、Office365 Solo一択になりますね。
管理やチューニングが苦手で、フルマネージドサービス大好き人間なのですが、真逆なことしてしまいました…。
まぁ、せっかくOffice365 Business Essentialsを登録したので、取り敢えずしばらく使ってみて、追々OneDriveの感想書こうと思います。